鳥取 漁り火紀行 その4

その後5時間、トイレにも行かずに夢中になって釣りました。
つづおさんと一緒に、50匹以上は釣ったかな?
もう、父のことも子供のことも、考えてませんでした。
イカとの戦いが面白くて、ただただ指先の感覚に集中してました。

10時半くらいから雨が激しくなりました。
安物のウィンドブレーカーが雨をはじくはずもなく、
全身ずぶ濡れになった私は、温かいエンジン部に抱きついてました。
他の釣り客グループの方が、屋根に入るよう手招きしてくださいました。
船尾で釣りをしていたその方たちは、なんと姫路からのお客さんでした。
今の時季だけ、白イカを釣りに毎週来られるそう。。。
さすが白イカ。
クーラーボックスに溢れるくらい、たくさん釣れてました。

12時半、大漁のイカを手に帰港しました。
髪はベトベト、顔はイカ墨だらけ、全身ずぶぬれで体は冷え切ってましたが、
人生の楽しみ方をまたひとつ知った私は、勝利感で興奮してました。

午前2時、ホテルで熱いシャワーを浴びながら思いました。
日本の四季がもたらす海の幸はすばらしい。
イカの命をいただくワケだから、イカと海に感謝して食べよう。
そうだ…天ぷらとさしみがいい♪